栗木の公園の愛護会が国土交通大臣から表彰
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2009年4月24日取材 |
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栗木にある「栗木花園緑地公園愛護会」が今年、「みどりの愛護」の功労者として、国土交通大臣表彰を受賞しました。そして、4月24日、愛護会の代表の方たちが磯子区役所の区長室を訪れ、磯子区長に受賞の報告をしました。 |
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磯子区からは守屋磯子区長、岩澤副区長、磯子土木事務所の岡澤所長らが出席 |
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公園愛護会の方たち。左から永岡喜美子さん、会長の佐藤純子さん、そして三井杉田台自治会の会長でもある大田昭さん。 |
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「みどりの愛護」の功労者は、資料によると次のような趣旨で行われている表彰です。
全国「みどりの愛護」のつどいでは、「みどりの日」の制定の趣旨を踏まえ、平成2年の「国際花と緑の博覧会」開催の理念を将来へ継承し、緑を守り育てる運動をさらに積極的に推進していくため、また、緑化推進の活動の模範として、功績高い民間団体が表彰されます。
(「第20回 全国みどりの愛護のつどい」パンフレットより) |
今回は全国で95の団体が選ばれました。そのうち横浜市は8団体。磯子区から選ばれたのが「栗木花園緑地公園愛護会」です。 ※受賞団体のリストは国土交通省のこのページから見ることができます。
区長への報告では、4月19日に横浜動物の森公園で行われた「みどりの愛護」のつどいで行われた表彰式の模様や、普段の公園管理について、会話が弾んでいました。
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栗木花園緑地公園愛護会 (栗木1丁目12)
現在24名。圧倒的に女性が多いので、男性会員も募集中。公園は敷地360u、うち花壇が60u。杉田駅への通勤・通学路の通り道として、また、近所の方のお散歩コースとして親しまれています。
愛護会としての発足は平成15年ですが、それ以前から近所の有志で荒地だった場所を開墾。いわば、愛護会の前身のグループがこの公園を「作った」ようなものだそうです。その当時から、植物に詳しく近隣に在住の渡井(わたい)和雄さんに指導を仰ぎ、「土作りの大切さを教えて頂きました」とのこと。
「数多くある公園の中で、私たちが選ばれたのにはとてもびっくりしました」と佐藤会長。受賞できた理由は「植えっぱなしではなく、きめ細かい管理をしてきたからではないでしょうか。当番制で誰かが必ず水遣りや雑草取り、花ガラ摘みなどをやっています」と話してくださいました。近所の方の評判も大変よく、自分たちが世話をした花を、近所の方たちが楽しんでくれる姿を見るのが「何よりの喜び」だそうです。
花壇は年に2回植え替えをして、常に花を絶やさないようにしています。もう少しすると、バラやアジサイが公園を彩ることになるそうです。
また、栗木花園緑地公園は関東富士見百景に選ばれた松の内公園の近くにあり、栗木花園緑地公園から富士山を直接見ることはできないものの、公園のすぐ近くから雄大な姿が一望できるとのことです。
お近くの方もそうでない方も、「大臣表彰」を受けた公園にぜひ一度足を運んでみてください! |
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