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横浜の名物シェフがずらり、屏小で料理講習会

2008年2月21日取材
屏風浦小学校(以下、屏小)のPTAが主催する料理講習会が開かれました。去年は、子ども達が対象の料理教室がありましたが、今年は保護者の番。題して「お料理講習会 〜屏風浦小学校ゆかりのシェフをお招きして〜」。

登場したシェフは、Windjammer総料理長の福士さん、元町霧笛楼・総料理長の今平さん、ホテルニューグランド料理長の関口さん。講習会のタイトルどおり、いずれも屏小に関係のある方ばかりです。

というのも、今平シェフと関口シェフは屏小OB。お子さんが屏小に通っていたという福士シェフは、いわば屏小PTAのOB。司会&サポート役に、現在お子さんが屏小に通っている、白旗商店街・夕凪の江川大将。そうそうたるメンバーが集まった、なんとも豪華な料理講習会なのです。

こぼれ話
講習会の参加者は約20人。ほかに講習会を企画したPTAのBフェスメンバー(いわば企画実行委員)が12人。合計約30名あまりのお母さん達の中に、一人だけスーツ姿のお父さんが。よくよくお顔を拝見すると、磯子区の梅のマークを考案した山本さんでした。
屏小ゆかりのシェフ・トリオ 横浜市経済観光局の横田さん
左から福士シェフ、関口シェフ、今平シェフ
横浜市経済観光局の横田課長
今日のメニューは二品。

 ○「はまぽーく」のカツレツ トマトソース 大葉の香り 〜春キャベツを添えて〜
 ○家庭で簡単に作れる「じゃが芋のポタージュ」

「はまぽーく」は横浜発の豚肉ブランド。今回の講習会に協力している食肉市場(※)の横田課長の説明によると、資源を再利用する循環型の豚肉。優れた養豚法のおかげで肉質も良く、(社)中央畜産会の平成19年度畜産大賞で特別賞を受賞したそうです。

※正確には「横浜市経済観光局 中央卸売市場 食肉市場」

ちょっと堅苦しい感じになりますが、JA横浜のホームページに、「はまぽーく」の定義が下記のように書かれています。
食品リサイクル(学校給食・事業系食品等)でできた飼料と配合飼料(小麦・トウモロコシ)を混合給与し、横浜の生産者が育てた、日本食肉格付協会の評価を得た、肉質良好な豚肉を「はまぽーく」と定義する。

ザックリ言うと「安全・安心で、地球に優しく、しかもおいしい横浜の豚肉」ですね。肉屋さんで見かけたら、ぜひ一度、食べてみてください!

それから、今回のトマトソースに使われたトマトも、イタリア原産のシシリアン・ルージュという品種で、横浜で生産されたものだそうです。「味がしっかりしているのでソースに使うのにピッタリ」と今平シェフから紹介がありました。

食の大切さがよくわかる講習会

屏風浦小PTA料理講習会 屏風浦小PTA料理講習会
料理講習会スタート! 司会進行&アシスタントは夕凪の江川さん
屏風浦小PTA料理講習会 屏風浦小PTA料理講習会
お母さん達は、レシピにメモ、メモ。
(クリックで拡大)
こんがりきつね色。おいしそう!
屏風浦小PTA料理講習会 屏風浦小PTA料理講習会
今平シェフの講習の陰で、福士シェフと関口シェフの手により、参加者全員分の料理づくりが着々と進んでいます。
屏風浦小PTA料理講習会 屏風浦小PTA料理講習会
鮮やかなオレンジ色のトマトソース
「はまぽーく」のカツレツが完成!
そしていよいよ料理講習会がスタート。プロの手さばきを前に、「うわぁーっ」「へぇーっ」という驚きの声が何度もあがるのですが、そのタイミングというか「質」が、小学生やお父さん達が対象の料理教室とはちょっと違います。毎日お料理をしているお母さん達ならではの、火の強さだったり、包丁の入れ方だったり、そんな「料理の隠れたコツ」といったものをバンバン吸収している印象です。(ちなみに、江川大将も「豚肉の火の入れ方がさすがだ」と唸っていました。)

それから、今平シェフが料理を作りながら語る「家庭での食の大切さ」、例えば「私の父がお好み焼きを作ると今でも家族全員が集まる、それくらい家庭の味というのは心に残るものです」といったエピソードにも、お母さん達は納得の様子でした。

関口シェフも、「いま思い返すと、小学校のときに家庭科の授業でコフキイモを作ったのが料理の道へ進むキッカケだったのかもしれない。そういう意味でも、この場所はとても懐かしいです」とステキな想い出を話されていました。

至福の試食タイム

屏風浦小PTA料理講習会 屏風浦小PTA料理講習会
盛り付けて・・・
写メとって・・・
屏風浦小PTA料理講習会 屏風浦小PTA料理講習会
いただきまーす!
講習会のしめくくりは、粉川(こがわ)校長からのご挨拶
最後に、参加したお母さん達に今回の感想を聞いてみました。「おいしかった〜!」というのはもう当然として・・・
「豚肉を低温でじっくり焼くのがナルホドと思いました」
「豚肉がこんなに柔らかく焼けるなんてビックリです。家ではついつい高温で調理するので硬くなっちゃうんですよ」
「(火を止めてから)アルミホイルをかぶせて余熱で焼き上げるところも参考になりました」
「私たちはソースは料理の上にかけるものと思ってるけど、下にしいてもいいんですね。彩りも鮮やかですごくキレイ」
などなど、感心・感嘆の声しきりでした。

ところで・・・あ、あれ? 今回は参加者による調理実習は無いんですね。シェフの熟練の手さばきを目の前で見られて、できあがった料理を頂いて、終了・・・。これはなんとも「おいしい」料理講習会です。でもその分、参加したお母さん達は口々に「子ども達のために、今夜、早速作ります!」と張り切っていました。

関連リンク
元町霧笛楼ホームページ
Windjammer (ぐるなび)
ホテルニューグランドホームページ
○屏風浦駅そば、酒菜処・夕凪

はまぽーく紹介ページ (JA横浜)
※今平シェフのはまぽーくを使ったレシピはコチラ (今回の講習会とは別のメニューです)

屏風浦小学校ホームページ


ひな飾り磯子マガジン恒例(?)、おまけコーナー
学校の下駄箱(というのが正式名称でしょうか。あるいは昇降口かな)のところに、見事なひな飾りが飾られていました。
もうすぐ雛祭りですね。
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