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プチ・ミッシェルのロックな夜

2007年12月16日取材
ミスチルなどのプロデュースで知られる小林武史さんもかつて在籍していたバンド「Revolver」。そのメンバーの番外編バンド「プチ・ミッシェル」のライブが、去年に続いて今年もパレ・ド・バルブで行われました。題して「Come Together 2007」!
Revolverといえばビートルズのカバーでものすごく有名で、磯子区の近くだと、関内の老舗ライブハウスFridayでも毎週のように演奏していますが、プチ・ミッシェルはビートルズにこだわらず、70年代ロックを中心にとりあげるバンドです。

プチ・ミッシェル登場!

パレ・ド・バルブをいっぱいにしたお客様たちが腹ごしらえを終えた頃、いよいよプチ・ミッシェル登場!
リッキーこと廣田龍人(ひろた・りゅうじん)さんは、鮮やかなグリーンのスーツにエレアコを抱えています。ベースの藤田さんとともにイスに座って演奏がスタート。なので、しっとりとアコースティックな感じなのかと思いましたが、さにあらず。もちろん、バラード曲もありますが、ノリのいいロックな曲も多数。主に70年代に活躍したさまざなまアーティストの名曲が、3人の見事に息の合った演奏で紡ぎ出されていきます。
パレ・ド・バルブ パレ・ド・バルブ
開演を待つ満員の客席。
プチ・ミッシェル プチ・ミッシェル
プチ・ミッシェル登場!
左から藤田光則(B&V)、廣田龍人(V&G)、竹原真(D&V)
プチ・ミッシェル パレ・ド・バルブ
前の方の人が羨ましい。まさに至近距離です。
仕事の手を休め、ライブに見入るパレ・ド・バルブのスタッフ
あっという間の1stステージは約1時間。MCでリッキーさんが「プチ・ミッシェルは何が飛び出すかわからないよ〜」と言っていたとおり、シカゴ、CCR、ビリー・ジョエル、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ドゥービー・ブラザース、ロッド・ステュアート、ポリスなど実にバラエティ豊かな選曲です。

「この前、レッド・ツェッペリンが再結成しましたね。でもこの編成じゃツェッペリンは無理だから・・・」というMCで始まった曲がなんとディープ・パープルのハイウェイ・スター。そんなのもっと無理じゃないかと思いましたが、リッキーさんはエレアコでリッチー・ブラックモアのソロをばっちりコピーしてました。

リッキーさんにミニ・インタビュー

さて、2ndステージが始まるまでの休憩時間に、リッキーさんにお話を伺いました。

--- ホームページでスケジュールを拝見するとライブの本数がものすごく多いですね。
(笑)。依頼があると断れないタイプなんですね(笑)。

--- プチ・ミッシェルでとりあげる曲はどういう風に選んでいるんですか?
大人のお客さんが多いので、そういう方たちに喜んで頂けるように。もちろん、自分でも若い頃によく聞いてた、大好きな曲を選んでます。

--- 去年も12月にここでライブがありましたが、キッカケは?
毎年、レストランでライブをやってたんだけど、なかなかいい場所がなくてね。で、「杉田にいい店がある、料理もおいしいし、駅からも近い」っていう話を聞いて、やらせてもらうことになったんです。
フランス料理を味わいながら音楽を聴いてもらう、料理と音楽と二度おいしいっていう感じですね(笑)。

--- 杉田の印象は?
うーん、通り過ぎることは良くあるんだけど、あまり街を歩いたことは無いんで、これを機会にいろいろ知りたいですね。

--- ところで、Revolverの過去のメンバーに小林武史という名前があったんですが、あのミスチルのプロデューサーの小林さんですか?
うん、そう(笑)。Revolverのメンバーでした。アルバムにも2枚参加してます。気が付かないうちに、プロデューサーとして有名になってたね(笑)。

--- せっかくの休憩時間にお時間を頂き、ありがとうございました。あの、2ndステージではどんな曲を?
ん? まだ決まってないよ(笑)。
リッキーさんの指 トナカイさん
リッキーさんのホームページに、最近左手の指が痛いと書いてあったので、その写真を撮らせてもらいました。痛そうでした。
客席には季節柄、トナカイさんが2匹?

2ndステージは飛び入りあり

というわけで始まった2ndステージ。どうやら選曲は本当に決まっていないようで、次にやる曲がリッキーさんからドラムの竹原さんに伝わり、それがベースの藤田さんに伝わる、といったやりとりが。そして会場はどんどんヒートアップしていきます。
竹原真さん 藤田光則さん
メンバー全員がリード・ボーカルをとれます。しかも、それぞれがすごくかっこいいのでした。
プチ・ミッシェル 廣田龍人さん
なのでコーラス・ワークも抜群!
次第に立ち上がる回数が多くなるリッキーさん
プチ・ミッシェル 盛り上がる客席
ついにエレキ・ギターも登場
盛り上がってます!
さらに盛り上がりを増した2ndステージは本編だけで18曲(「王様」風クリスマスソングやお客様の誕生日を祝うHappy Birthday含む)。ビリー・ジョエル、イーグルス、ビートルズ、ギルバート・オサリバンにオリジナルも! 最後はStand By Meで会場も大合唱でした。

そしてアンコールでは、今回のライブを企画した通称にゃんこ先生やパレ・ド・バルブの宮内オーナーも飛び入り参加。
プチ・ミッシェル プチ・ミッシェル
アンコール4曲をやったところで、プチ・ミッシェルがステージを降りようとすると、客席から不満の声があがります。「しょうがないなぁ(笑)」とリッキーさんがつぶやいて、もう1曲。でも、お客さんはまだ帰らせてくれません。最後の最後にイーグルスのホテル・カリフォルニアが演奏され、大歓声の中、ついにライブは終了したのでした。

プチ・ミッシェルの皆さん、来年もぜひパレ・ド・バルブでライブを! よろしくお願いします!!

プチ・ミッシェル's Gear!

リッキーさんの機材突然ですが、ここで音楽雑誌風にリッキーさんと藤田さんの楽器&機材を紹介させて頂きます。

まずはリッキーさんの足元に並んでいた機材が右の写真。左からBOSSのDD-3、t.c. electronicのSCF、ラベルがはがれてメーカー不明の空間系エフェクター、ケンタウルスのオーバードライブCENTAUR、BOSSのチューナー、上の方に横向きに置かれている黒いのがGuyatoneのパワー・サプライです。
続いては、リッキーさんのギターと藤田さんベース。一番左はリッキーさんオリジナルモデル。ヘッドに「Rickee」と刻印が。飛び入りでこのギターを弾いたにゃんこ先生が「これを弾かせてもらえるだけで嬉しい!」と感激してました。
その隣のエレアコはTakamine製。その隣に無造作に置かれていたのが実はヴィンテージなリッケンバッカー。今回は使われてなかった・・・と思います。そして一番右が松下工房製のカスタム・ベース。ボディがかすれてるように見えますが、かすれてるのではなく、えぐれてました。すごかった。
   

関連情報

最後にRevolverのライブ情報やホームページをご紹介します。

Revolver ライブ情報
磯子区からすぐの関内FridayでRevolverのライブ見られます。
○2007年12月21日(金)、30日(日)
○2008年1月19日(土)、23日(水)、31日(木)
その他のライブは、以下で紹介しているサイトをご覧ください。

関連サイト
Revolver公式サイト
廣田龍人ファンクラブ
廣田龍人ファンサイト
所属事務所「music house MOZ」のRevoloverページ


ところで、ライブ中のMCでドラムの竹原さんがすぐ近所にお住まいということが明かされました。磯子マガジンとしては聞き逃せない情報です。早速、お話をお伺いました。
「磯子区ではないんだけど、すぐ近くに住んで5年ぐらいになります。この辺はすごく住みやすいところですね。おすすめのお店? そうだな、港南台に焼肉屋の羅生門っていうお店があるんですけど、おいしいですよ」
とのことでした。ありがとうございました。
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