洋光台のベイスターズ野球教室、今年は寺原投手ら

２００７年１１月２４日取材

毎年恒例、ベイスターズ野球教室。横浜市の各区で行われているこの野球教室、磯子区は今年も洋光台四小で開催されました。集まったのは区内の少年野球チームに所属する５・６年生約１８０人。そしてベイスターズの選手は・・・

見事な秋晴れ。気温もあたたかでした。

左からターニーコーチ、寺原投手、呉本内野手、松家投手

今回、磯子区に来てくれたのはジョン・ターニーS&Cコーチ、寺原隼人（てらはら・はやと）投手、呉本成徳（くれもと・しげのり）内野手、松家卓弘（まつか・たかひろ）投手の４人。

ターニー・コーチは３年連続３回目の洋四小登場。「ここはもうひとつのホームグラウンド」と話すコーチですが、家が近いというわけでもなく、今年も洋四小が担当と聞いて驚いたそうです。

寺原投手は今シーズン、ソフトバンクから移籍１年目にしてチーム最多の１２勝をあげる大活躍。プロ初の規定投球回数に達し、こちらのデータを見てもわかるように、三浦大輔投手と互角の成績をあげました。

呉本内野手は昨年に続いての登場。今年は１軍で初ヒットも放ちました。松家投手は０４年ドラフトで入団した、史上５人目の東大出身プロ野球選手なんだそうです。

寺原投手と呉本内野手による技術解説

さて、肝心の野球教室です。まずは寺原投手から、キャッチボール＆投球の解説。
・投球モーション中は、ひじから手首にあまり力を入れず、球を離すときだけ力を入れる（このコツは工藤投手から教わったそうです）
・グラブをはめた腕（右投げなら左、左投げなら右）は、ぶらぶらさせず胸元に引く
・踏み出す足は極端にクロスしたリ、開いたりしないように
などなどを実際の動作をまじえながら、わかりやすく解説していました。

左手（左投げなら右手）

左からターニーコーチ、寺原投手、呉本内野手、松家投手

一方、打撃教室を担当したのは呉本内野手。腰の回転が大切など、まじめな話をしつつ、ときにユーモアをまじえる楽しい解説でした。

プロ選手との交流が嬉しい

ところで、こういった野球教室の醍醐味といえば、プロの選手に間近で接すること。特に直接言葉をかけてもらったりすると、子ども達には一生の思い出になることでしょう。そんな風景をどうぞ。

プロ野球選手と対決！

さぁ、野球教室もいよいよ後半戦。子ども達が「ターニー＆寺原チーム」と「呉本＆松家チーム」の二組に分かれ、実戦形式の練習です。投打にプロ選手と対決する子ども達。うーん、羨ましい。

ちなみにターニー・コーチは一昨年、昨年に続き、今年も無安打でした。来年の野球教室もぜひ磯子区にきて頂いて、今度こそ磯子区初ヒットを見せてください！

サイン・カードのプレゼント

教室の合間や終了後にはすぐに子ども達に囲まれてしまう選手達。最後はターニー・コーチから、サイン入りポスト・カードのプレゼントに行列ができていました。

そして最後は全１８チームとのフォト・セッション。小さいですが、全部載せちゃいます。

関連リンク
◇横浜ベイスターズ公式サイト
◇２００６年のベイスターズ野球教室ターニー・コーチ、相川捕手、岸本投手、呉本内野手、山田サポーター
◇２００５年のベイスターズ野球教室ターニーコーチ、種田内野手、那須野投手、斉藤（俊）捕手、杉浦サポーター

お・ま・け

洋光台の「Sunday's Sun」が閉店し、かわりにハンバーグ＆ステーキ・レストラン「Big Boy洋光台店」がオープンしていました。営業情報などはコチラからどうぞ。

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